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フッ素の効果と使い方

   2022/08/31

こんにちは、けやき通り歯科クリニックの大串です。

 

歯が痛くなってから、または、虫歯ができたから歯科を受診するだけでなく、幼児期〜小児期においては、大切なお子様が虫歯にならないように未然に予防することが大切です。その方法として、フッ素を使用したことがあると思います。そのフッ素にはどのような効果があるのか、また正しい使い方について知る必要があります。

 

フッ化物には大きく3つの役割があります。この働きにより虫歯予防に効果を発揮します。

①細菌を抑制する  フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす酸が作られるのを抑えます。

②歯の表面を強化する  虫歯になりにくい強い(溶けにくい)歯を作ります。

③口臭予防  フッ素を寝る前に使用することで、寝ている間に増えてくる細菌の活動を抑制し、朝起きた時の口臭を防ぐことができます

 

また、フッ素には歯科医院で行うものと、家庭で行うものと二種類あります。歯科医院で行うフッ素塗布は、家庭用のものより高濃度のフッ素を使用します。そのため3〜6ヶ月の定期検診に行います。特に、乳歯も永久歯も生え始めに行うのが効果的です。家庭で行うものにはフッ化物洗口とフッ化物配合歯磨剤などがあります。毎日の歯磨きでフッ素入りの歯磨き粉と合わせて、歯磨き後にフッ素ジェルを使うとより効果が高まります。フッ素ジェルとは、フッ化物とキシリトールを主成分とした家庭でできるフッ素塗布用の透明なジェルです。通常の歯磨き粉とは異なり研磨剤を含んでいないので、発泡はほとんどしません。使用後は口はゆすがず、軽く唾を吐き出す程度にし、30分間うがい、飲食を控えましょう。また、おやすみ前の使用がオススメです。

 

お子様についてのお悩みや相談等ありましたら、稲沢市のけやき通り歯科クリニックまでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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