親知らずを抜きたい
親知らずの抜歯が必要な人とは?
親知らずは、必ずしも抜かなければならないということはありません。しかし、以下に当てはまる方は親知らずを抜歯した方が良い可能性があります。
- 以前、歯科医師に親知らずを抜いた方が良いと言われたことがある
- 親知らずに痛みを感じるときがある
- 親知らずが横向きに生えている

- 親知らずが中途半端に生えている
- (例:歯の一部分のみ歯ぐきから出ている状態)

親知らずを抜かないとどうなってしまうのか?
- 虫歯に罹患するリスクが高い
親知らずがあると、親知らず自体や隣接する歯に対して十分な歯磨きをすること困難なため虫歯になりやすくなります。
- 歯周病に罹患するリスクが高い
- 痛みを発生するリスクがある

痛みが出てから抜歯をしたら良いのか?
いいえ。親知らずを放置しておくと、上記の通り、虫歯や歯周病に罹患するリスクがあります。早めに歯科医師の診断を受けましょう
親知らず抜歯の痛みについて
親知らずの抜歯をすると、翌日、顔が腫れあがるほど痛みを伴うと思っている方が多いようです。一言で、親知らずの抜歯といっても様々な種類があります。
歯の埋まり方 | 上顎(上のあご)の親知らずを抜歯 | 下顎(下のあご)の親知らずを抜歯 |
---|---|---|
水平 | 処置時間は約15~30分以内。抜歯後の痛み、腫れはほとんど無し。 | 痛み有り。抜歯後、腫れる可能性はありますが個人差があります。処置時間の目安は約30分。 |
垂直 | 痛み有るが腫れる可能性はありますが個人差があります。処置時間の目安は約15~30分。 |
親知らずを抜くか抜かないか迷っている方へ
抜歯が怖いということで歯科医院への足が遠のいている方が多いです。しかし、親知らずを放置しておくと、虫歯や歯周病のリスクを放置しておくことになってしまいます。
歯科医院を受診したからといって「すぐに抜いてしまいましょう」ということではありません。まずは、ご自身がどのような状態なのかを歯科医師に診断を受け、じっくりと相談していきましょう。